仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

妊娠は気持ち悪いと思うのはなぜか

今日は寒さはさほどではないんだけど風が強い!強すぎて自転車通学の三男が心配になるさっこさんですこんにちは。今日はちと帰りが遅くなる予定なんだけど、大丈夫かなあ。

さて、昨日こちらのエントリーを拝読したのですが。この気持ち、わからなくはないんですよね。

世の中どんどん便利になって、自然から切り離された生活が可能になりつつあります。それはすなわち動物である人間が動物であることを忘れてしまえる環境ということです。消臭スプレーが売れたり体毛を脱毛したり。動物的なものを己自身からもどんどん排除していってますからね。

しかし妊娠出産だけは動物的な行為であり、今のところ完全に排除してしまうことはできません。他人に肩代わりしてもらうことは可能ですけどね。でまあ普段自分が動物だと意識してない人が自分の中にある動物性を意識してしまうがゆえの気持ち悪さではないのかなと思うわけです。それ言ったら排便排尿生理性行為だってそうなんですが、妊娠出産は人様の目に晒すことになるわけでその点が大きく違うわけです。つまり動物的なものは隠すものだという意識も気持ち悪さに繋がってるんじゃないかな。

実際、腹の中で得体の知れない生き物がぐにゅぐにゅと動く様は冷静になるとなかなかにホラーです。産後は母乳が出ることもありますが、己の体から乳児の食料を分泌するなんて気持ち悪いなんてもんじゃないでしょう。人前での授乳に批判的な人は心が狭いのではなく、気持ち悪いからやめて欲しいと思ってるのかもしれませんね。

というわけで、案外少子化が加速してるのは妊娠出産という訳のわからないものを避けたいという人が増えたのも一因なのかなと。私は50代ですが、私の世代ぐらいから一人っ子が増えていったように思います。一人っ子が増えると幼い子を見る機会もない。一人っ子同士が結婚するとその子供はますます幼い子と接する機会が失われる。妊娠出産育児は未知の領域になりつつあるのです。他のことはいざしらず、親になってしまうと後戻りはできないので未知の領域に手を出さないのは非常に理にかなってます。

というわけで少子化は金銭的問題だけじゃなく、複数の条件が重なりあった結果じゃないかなと思ってます。田舎では3人以上出産する人が多いですが、自分の両親に助けてもらえるからというだけじゃなく、動物的なものに抵抗がある人が都会より少ないのではないか、という推論も成り立つかもしれませんね。