仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

差別をなくそうとする活動に巻き込まれて差別心が芽生えた話

昨日は墓掃除に家族で行ってきました。ご先祖様も年始は身ぎれいにして迎えてもらわないとね。しかし家族総出で2時間半ぐらいせっせと掃除してやっと終わるってどういうことなの。まあ墓が多いので仕方ないんだけど。その墓の中に細川姓の墓があるんだけど、細川たかしのご先祖様のものじゃないかって話をつい先日年配の親戚から聞きました。確かにその細川姓の親戚は明治の頃に北海道に入植したそうなんですよね。そこで我が家が墓を預かることになったらしい。実父が幼い頃は、その親戚から年末になると新巻鮭が送られてきたという話は私も何度も聞いてます。しかし細川なんてありふれた姓だし半信半疑どころか眉唾だと思ったさっこさんですこんにちは。まあどんな人でも血筋をたどればひとりぐらい芸能人やら有名人がいるだろうけど。

さて、ご先祖様じゃないけど少しばかり昔話をしようと思います。私が通った小学校は同和教育に熱心な学校でした。被差別部落(同和地区)が校区内にあったのも一因でしょうか。でも少しばかり行きすぎたところがありました。

狭山事件というのをご存じでしょうか。埼玉県狭山市で起きた、強盗強姦殺人事件のことです。

狭山事件 - Wikipedia

大阪生まれの大阪育ち、しかも生まれる前の事件とくれば私には全く関係ない事件です。ところが犯人とされた人物が被差別部落出身者であったことから同和教育に組み込まれたんでしょう、同和教育でやたら狭山事件が取りあげられました。もっと身近に被差別部落があるだろうに何故。部落解放同盟になんらかの思惑があったのか、当時子供でしたから私には何もわかりません。

ただ覚えてるのは再審請求の決起集会みたいなのがあって、それが嫌で嫌で仕方なかったことです。地元出身者ならまだしも、見ず知らずのおじさんのために何故子供が決起集会に参加しなければならないのか、全くもってわからなかったからです。今から考えても再審請求を支持する人達だけで運動するのならわかりますが、事情もよく知らない子供を巻き込む理由なんてどこにもないと思います。そういう「巻き込まれてしまった上に拒否権もない」という状況を小学生の間ずっと経験しているうちに、その決起集会に顔を出していた部落解放同盟が嫌いになりました。そして被差別部落に対して偏見を持つようになってしまったのです。

差別による偏見から犯人に仕立て上げられたのならそれは由々しき問題ですが、無実を勝ち取る為だったら何をしてもいいってことにならないと思うんですよね。そうなるともうただの暴力ですよ。こっちは逆らえないんですから。どんなに正しいことでもアプローチを間違えると差別を強固にしてしまう。そのことを差別をなくしたいと思うのなら、忘れてはならないと思うのでした。