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仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

誰だって楽しく生きられるなら生きたいけれど

本日、ある会合に出席したんですが、その会合が終わった後のこと。一番上のお子さんが中3の方と隣り合わせになったので話してたんですが、お子さんの進路希望が「お魚系」らしい。つまり水産系ですな。お子さんの志望校には海洋技術科と海洋生産科があるのですが、海洋生産科の倍率は昨年度だと4倍近いんですよね。海洋技術科のほうは実習船で70日間の実習があるので中学生にとってはハードルが高いのか、こっちの倍率は2.5倍ぐらい。お子さんは海洋生産科志望らしいけどこりゃ結果が出るまで胃が痛すぎるな…と思ったさっこさんですこんにちは。こういうレアな学科だと他の高校を受験、なんてことはできないので悩ましいところですな。

受験という壁に立ち向かってる子供達全員の希望をかなえてあげたいけれど、そうはならないわけで。就活にしたってそうなんだけど。まあそんなしんどいことから逃げて楽して暮らしたい、と思うことは誰でもちょっとぐらいはあるんじゃないかと思います。結局は自分の能力や環境などを鑑みて選択し、選択した先で生きていくしかないのですが。そんなしんどさから逃げた人のことを思い出したので書きとめてみます。

夫の知人に夫より少し年上の方がおられまして。夫と私が結婚する少し前に彼も結婚してました。相手は19歳の女性。なんでも知人の会社にアルバイトで入ってきた子だそうで、まあ職場結婚になるのかなこれも。周囲の男性からは「犯罪だ!」と言われることもあったらしい。当時の知人は40歳近かったので親子ほど年の離れた女性、それも未成年となると色々言う人もいますわな。田舎じゃ10代で結婚はよくあることだけど、大体同年代同士の結婚で年の差婚は珍しかったのもあるでしょう。彼らは3人のお子さんに恵まれました。下の2人は我が家の長男次男と同じ年頃だったので、知人宅近くを通ったとき一緒に遊んだこともありました。長男も次男も覚えてないだろうけど。

そんな知人夫婦は一番下のお子さんが小学生になるかならないかの頃に離婚してしまいました。まあ離婚なんてよくあることだし、話を聞いたときはあまり気にしてなかったんですが、離婚の理由が奥さんの家出だったんですね。知人は自営業なんですが、まあ多少は波があって収入が少ないときや仕事が忙しくてなかなか休めないときがあるわけです。どうもそれが奥さんの不満だったらしいのです。

奥さんは結婚してバイトを辞めて専業主婦になりました。でもまだ若いですから子供を知人の両親に預けて友達と遊び歩くことも多かったようで。まあそれは夫である知人とその両親が納得済みならどうでもいいんだけど、妊娠中でもそれは変わらず、一番下のお子さんを妊娠したときは居酒屋で産気づいてそのまま産院に担ぎ込まれて酒臭いまま出産したんですってよ。さすがにこれはないわーと思ってしまった。

まあそんなふうに奔放な奥さんだったんですが、あまりにも遊びにお金を使いすぎて知人が注意したら「結婚するときに『生活に不自由はさせない』と言ったのに!」と激怒。お子さんを残して出て行ってそれっきりです。それからしばらくして風の噂で友達の家を泊まり歩いて暮らしてるというのを耳にしました。あれから10年ほど経つけど、今頃どうしてるのやら。

今になって思うに、奥さんは結婚したら楽して楽しく暮らせると思ってたんじゃないかなあと思うんです。でも当然夫婦として長く暮らしていくならそんなことはないわけで。子供がいれば親としての責任だってある。そのどちらも彼女にとってはやりたくない、目をそむけたいことだったんでしょうね。だからどちらも捨ててしまった。

ちょっと前に話題になった大学を中退して起業する!とブログに書いてた男の子にも、彼女と同じものを感じました。起業すれば自分らしく楽しく生きられる!と思ってるんじゃないのかなあと。でも現実はクリアしなければならない壁が沢山あるわけで、それを乗り越えないとならない。まあ乗り越えても自分らしく生きられるかどうかはわかんないんだけど。ともあれ起業するにしてもしないにしても、彼がその壁を少しずつクリアしてちゃんと地に足を付けて生きてくれたらいいのだけど。同じ年頃の子供を持つ母親としてそう願わずにいられないのでした。