仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

朝ドラ「あさが来た」の母親達

このところ暖かいというより暑いと言って差し支えないぐらいの陽気が続いておりまして、とても10月とは思えないさっこさんですこんにちは。まあ寒いの苦手なので個人的にはありがたい話ですが、作物への影響が心配…天候で野菜の値段ってかなり変動しますからね。家計を預かる身としては、天候も心配事のひとつです。

さて、朝ドラの初回は必ず見る私ですが、前回の「まれ」はヒロインが公務員になった時点でリタイヤしてしまいました。ストーリーに入り込めないしイライラするんだもん。その「まれ」第一週時点での私の感想はこちら。で、気持ちも新たに「あさが来た」を見てるんですが、これがとても面白い。少女マンガ要素も歴史要素も経済要素もホームドラマ要素もてんこ盛りに詰め込んでるのに、無理なく見せてくれるんですよね。「あまちゃん」のように奇をてらったところはなく、作りとしては本当にオーソドックスな朝ドラなのに、ここまで面白いのは珍しい。ここ10年ぐらいの朝ドラで実在の人物をヒロインに据えた作品では「ゲゲゲの女房」が私の中では一番良かったのですが、それを超える面白さです。いやー今回は個人的大ヒットですわ。この「あさが来た」には3人の母親が登場します。ヒロインあさの母親梨江。あさの夫、新次郎の母親よの。あさの義兄(姉はつの夫)惣兵衛の母親菊。3人とも豪商の女将であるわけですが、それぞれ全く違うタイプなのが面白い。

あさの母親、梨江

彼女は典型的な良妻賢母。夫を立て、出すぎた真似をしない。娘達にはきっちり嫁入りの教育をしています。はつ、あさと続けて娘を産んでいるので跡取りとして男子が望まれる時代の中では色々言われたのではと想像するのですが、そういう暗い影は微塵も感じられません。時には夫である忠興に異議を唱えることもあるけど、頭ごなしに「口出しするな」と言わずにきちんと話を聞いてくれるし、夫婦仲も良さそうです。舅の忠政もうるさく口出しするタイプではないし。

母親としての梨江は、娘達を比較することはありません。お裁縫で縫い方がはつより下手なあさに対して「お稽古をさぼるから」とあさの努力が足りないことを指摘しますが「何故はつのようにできないのか」とは一度も言ってないんですよね。しかもあさが色々疑問を口にしたり逆らっても頭ごなしに叱りつけるでなく、きちんと話を最後まで聞いてから諭してます。本当に賢母だわ…。神棚に飾って拝みたいぐらい、素晴らしい母親です。

新次郎の母親、よの

よのは梨江と同じで商売のことには口を出さないのですが、そもそも商売のことに関心がないのでは…と思われます。お洒落やお芝居見るのが大好きで、後は噂話にしか関心がない感じだもんなあ。そんな彼女は3人の息子に恵まれてまして、当時としてはそれだけで妻として立派な仕事をしたと言ってもいいでしょう。夫の正吉はしっかりしてるし、長男の正太郎も跡取りとして申し分ない男性に成長したし。まあ正太郎はその後病死するんですが、末っ子の榮三郞も年のわりにものすごく利発なお子であります。まあふたりが立派に育ったのはよのが立派だったというより正吉がきっちり教育したということなんでしょうけど。え?新次郎?ただの高等遊民ですよ(ぉ

良妻賢母かと言われると違うとしか言えないよのですが、正吉が「ええ嫁さん」と言うぐらいなので、家庭に波風を立てるようなことはしません。彼女のちょっといい加減で抜けたところが家庭の雰囲気を明るくしてるように思います。嫁のあさに対しても本人なりに気を使ってるみたいだしね。

惣兵衛の母親、菊

菊は梨江やよのと違い、跡取り娘です。夫の栄達は婿養子。とても気が強く、商売のことにも滅茶苦茶くちばし挟んできます。婿養子の栄達も、息子の惣兵衛も、菊に逆らえないところがあります。忠興が「でしゃばりすぎ」と評しましたが、本当にそんな感じ。

ただ、勝ち気な性格なので、彼女は男に生まれたかったんじゃないのかと思ったりもします。商売に口出しするのもその表れかなと。ひょっとしたら娘しか産まなかった彼女の母親が肩身の狭い思いをしていたのかもしれません。自分が大店の跡取りだというプライドもあるのでしょう。彼女が男として生まれていれば、良き当主となってたかもしれません。ヒロインのあさが女性でありながら商売の世界に身を投じるわけですが、彼女がもう少し遅くに生まれていたら彼女らしい生き方ができたかもしれませんね。

母親としての菊は息子の惣兵衛を絶対服従させます。恐らく惣兵衛は一人息子だと思うんですが、ひとりしか男子を産めなかった負い目もあるのかな。そのぶん惣兵衛に多大な期待をかけてるのかもしれませんが、自分が思ったとおりに成長した子供しか受け入れないタイプですね。お家第一すぎて細やかな心配りができない。その辺りは梨江とは対照的です。この先、菊が少しでも相手の立場に立って考えられるようになるのかどうか、気になるところです。


とまあこうやって比較すると、梨江は賢母、よのは適当母ちゃん、菊は自分の境遇に不満を持ってるぶん、息子に期待をかける母親、といった感じですね。母親の皆さん方、あなたはどのタイプですか?私はどう考えてもよのタイプだわ…。お洒落やお芝居には興味ないけど、暇さえあればパソコンで遊んでるもんな。息子達にも適当に接してるので夫に「もっと子供達に気を配れ」って叱られることがあるよ'`,、('∀`) '`,、