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仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

小学生だった私が帰宅したら実母が血を流して倒れてた話

急に寒くなってきたのが原因なのか、はたまた放課後に陸上練習を、夜は祭りの練習をして疲れが溜まっていたのか、今朝起きだしてきた四男がちょっと風邪気味でした。うー、週末祭り本番なのに大丈夫だろうかと思ったさっこさんですこんにちは。今日は食事が終わったらすぐ寝かせないと…。

さて、今日のエントリーにはちとショッキングなタイトルをつけましたが、事件事故ではございません。というか、私も詳しい事情は知らないのです。だから子供だった私の目から見た話、それを今の私が想像で補完した話だということをご理解ください。

私が小2の頃の話です。季節は多分秋、今よりもう少し寒かったと思うので11月ぐらいだったかな。いつも通り学校から帰宅すると、実母が冷蔵庫の前で倒れてました。そして床には血がべったり。頭ではなく、腰辺りが血に染まっていました。実母は一応意識はあって「大丈夫だからお父さんが帰ってくるまでこのまま寝させて」と言いましたが、なすすべのない私は途方にくれました。というのも、実父は仕事で帰宅が遅くなることが多く、私が実父と顔を合わせるのは月に数度、ということもあったからです。このままお父さんが帰ってこなかったらどうしようと思ったんですね。

じゃあ電話かけろよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、当時は携帯電話がないのは当然のこと、我が家には固定電話すらなかったのです。我が家に固定電話がやってきたのは私が中学生になってからのことです。小6のときに亡くなった母方の祖母の死も、電報で知らされました。

ちょっと話がそれましたが。何故かその日に限って実父が明るいうちに帰ってきました。私は助かった、と思いましたよ。実父は実母が倒れてるのを見て驚きはしましたが、すぐに血で汚れた実母の服を着替えさせて「今からすぐお母さんを病院へ連れて行くから、留守番してるように」と言い置いて、実母を車に乗せて病院へ向かいました。

それから実父が帰宅するまでどれぐらい時間がかかったかは覚えてませんが、その頃にはお腹ペコペコだったのは覚えてます。実父からは「お母さんは2日ほど入院する」と聞かされ、実父が買ってきたお弁当を食べた後、一緒に母のパジャマや下着、タオルをバッグに詰め込みました。思えばそのとき、実父は実母がどんな状況なのか教えてくれなかったんですよね。

そして実父の言う通り、2日ほどで実母は家に戻ってきました。しばらくはしんどそうではありましたが。その実母の口からもあの怪我はなんだったのか教えてくれませんでした。経験からそのことを実母に尋ねたら精神的に不安定になり、とばっちりがこちらにくるのがわかってたので尋ねることもありませんでした。

それから長い歳月が流れ、私も結婚し母親になりました。そして三男を妊娠したときに実母から遠回しに中絶をすすめられたことを書きました。そのときにカチリと記憶の回路が繋がったのですよ。小学生の私が目撃したときの記憶と。恐らく中絶をしたばかりの実母が無理をして倒れたんだと。実父が何故あの日に限って早く帰ってきたのか。それは中絶したばかりの実母が心配だったか、実母が体調が悪いから早めに帰ってきてくれと訴えていたのではないか。実母が何故あんなことになってたのか教えてくれなかったのは中絶のことを子供に教えられるわけがなかったからではないのか。全て合点がいったのですよ。

あの生々しい血に染まった記憶にそんな事情があったとは…。これで疑問は氷解しましたが、当時の記憶がよみがえるときにセットで中絶をすすめられたときの記憶もよみがえるので忌まわしい記憶となりました。中絶を決めたとき、両親の間でどんな会話があったのかは知りません。もう実母も亡くなってるし、いまさら実父に聞く気もないです。でもなんとなくですが、実母が勝手に中絶を決めたように思います。あの人はいつもそういう人だったから。中絶をすすめたときだって、夫(実母にとっては婿)の気持ちなんて全然考えてなかったものね。というのは私の決めつけではありますが、もし生まれてこれなかった弟か妹が誕生していたら、実母はキャパオーバーでおかしくなってただろうと思われるので中絶は正しい選択だったんだろうな。