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仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

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遠い記憶

自分のこと

本日は抜けるような青空が広がっていて、まさに秋晴れ!という天候です。そして明日はお祭りを控えて若衆が御神灯を設置します。長男もそれに参加するんですが、今日は仕事。しかも遅出なので帰宅は深夜0時を回ります。そして若衆の集合時間は8時半。起きられるのか長男、と心配なさっこさんですこんにちは。いや、起こしはするけど体動くのかしらん。多分明日の夜は死んだように寝るだろうなあ。

そんなお祭りが近づいているせいか、大昔のことをなんとなく思い出しました。40年は前、私が今の四男と同じぐらいの年頃だったころの話。

小学生の頃、お盆になると実母の実家に泊まってました。祖母も伯母もまだ健在で、祖母は農作業、伯母夫婦は共働きだったので、お昼ご飯は3歳年上の従姉が作ってくれることがありました。たった3歳しか違うのに、彼女がとても大人に見えたものですよ。

その従姉が「外でご飯を食べよう」と言ったことがありました。実母の実家の周囲は本当に何の店もなくて、外食できるお店は一番近いところでも3kmはある。そこまで私達は歩いて行くことにしました。本来なら地元の子は自転車で移動するでしょうけど、私は自転車なんて持ってきてませんからね。従姉は私に付き合って歩いてくれたわけですが、日常的に自転車を使うことがない私はそのことには気づいてませんでした。片道30分以上かけて歩いてたどりついたお店で食べた炒飯の味は今でも思い出すことができます。親がいない外食を経験したのはこれが初めてだというのもありますが、非日常な空間に身を置いてるという感覚が強烈に残ってるんですよね。

そのお店から帰る途中で小さな商店…地元の子供やお年寄りしか利用しないような、食料品から日用雑貨までちょっと置いてるようなお店に立ち寄っておやつ用にと菓子パンを買いました。帰宅して従姉と一緒に食べようと袋を開けたら、パンにカビが生えてる。生まれて初めてカビてるパンに遭遇して、おやつが食べられなかったことよりカビたパンが珍しくてマジマジと眺めました。仕事から戻ってきた伯母は「たまにそういうパンが置いてあるの。おばちゃんが買い置きしておいたら良かったね」と言ったのを覚えてます。田舎ではカビたパンは普通に売られてるのかと驚きました。そう言えば、そのお店に置いてあったお肉は色が黒っぽく変色してました。スーパーに置いてる、赤いお肉と違う。今の私はその黒さの意味を知ってますが、当時の私は田舎のお肉は黒いんだとばかり思ってました。

…と書き綴りましたが、果たしてこれが本当に実際に起こったことなのか、正直わからないのです。お盆に母方の実家で泊まっていたのは確かですが、実妹も一緒に泊まっていたはずだし、伯母夫婦には私と同い年の従弟もいるのです。従姉と私だけで出かけた…というのは本当にあったことなのか疑わしい。しかしこの鮮明な記憶はなんなのか。誰かから吹き込まれた話が記憶となって残ってしまったのか、それとも何らかの事情で従姉とふたりだけになったときがあったのか。今となっては確かめようがありません。ひょっとしたら従姉に確かめたら覚えているかもしれませんが、謎は謎のままにしておいたほうがよいのかも。大人になってから実母に聞かされた話と自分の記憶が繋がったとき、忌まわしい記憶となってしまった経験があるからです。その話はまた別の機会に。