仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

朝ドラ「まれ」が絶望的なほど暗いドラマな件

今日は晴れてますが、明日から天気はしばらくぐずつくようですね。どうやら全国的に入学式は雨に見舞われそうな感じです。満開の桜も散ってしまいそうですね…。気温のほうはこのところ最高気温が20度越えで、春をすっ飛ばして初夏の陽気。春はいずこ…と思ってしまうさっこさんですこんにちは。まあ暖かいほうが何かと助かるんですけどね。特に洗濯物が早く乾くので主婦にはありがたいです。

さて、新年度が始まって朝ドラも「マッサン」から「まれ」に切り替わりました。「マッサン」はウイスキー造りに邁進する夫を妻が支えるドラマになるのかと思いきや、ラブラブ夫婦の夫婦愛にクローズアップするドラマになっちゃいまして、プロジェクトX風朝ドラを期待してた私にとっては完全にアテが外れてしまいました。キャストの皆さんの演技は素晴らしかったんですけどね。特にエリーを演じたシャーロットは全く日本語を知らないところからよく頑張ったなあと。役者魂すごい。

そして新しく始まった「まれ」。第一週が終わってから感想を書こうかなと思ってたんですが、我慢しきれなかったので書いちゃいます。OPがEテレの小学生向け道徳番組を彷彿とさせるさわやかさで「えっ、私チャンネル間違えた?」と一瞬思ってしまいましたが、内容も以前「Eテレの道徳番組「時々迷々」の母親がひどすぎる件」で書いた母親並み…いや、それ以上にヒロインの母親である藍子がひどい。というか怖い。心底怖くてホラーです。

ヒロインの希(まれ)の家族、津村一家は機能不全家族です。父親の徹は一山当てることを夢見て散財して自己破産。しかも全然懲りてない。なまじ何度か一山当てちゃったから夢見ちゃうんですよね。ギャンブル依存症と一緒でこれはもう病気ですね…。希がそんな父親に「大嫌い」と言うと「嫌いにならないで」と我が子にすがってるし、これはもう親としてダメすぎるでしょ。というか、恐怖しか感じないです。それでもまだ徹はわかりやすいタイプなだけまだマシ。

問題は母親の藍子ですよ。これが一体何を考えてるのかさっぱりわからない人物で…。一家は自己破産した後、能登に移住しようとするわけですが、なんで能登を選んだのかわからなかったんですよね。ところが公式サイトを見たら普段はおっとりしてるが、移住先を決める際にダーツ投げで選ぶような大胆な面をもつ。とあって、「嘘ー!」と心の中で叫んじゃいましたよ…。マジで…普通自分達ができる仕事があるか、みたいな現実的なこと考えないですか?子供の遊びじゃないんだからさあ…。大胆じゃなくて何も考えてないだろ、これ。

その後、住む家が見つかるまでと元民宿を経営してた桶作元治・文夫妻の家に厄介になるのですが、身の上を知った地元の人が野菜や魚を差し入れてくれるんですよね。それに対して「お金がなくても食べていける」と喜ぶんですが、おいおい…ずっと差し入れてくれる家なんてないだろ。どこのお花畑のお嬢様だとこんな発想になるんだ。

極めつけに早く津村一家に出て行って欲しい文に対して「なんでも手伝います」だの「野良猫を置いてやると思って」とのたまう。なにこの他人事みたいな発言。ここまでくると人間離れしすぎていて、どんな生まれ育ちなのかと怖い。なんか話通じなさそうで…。希に向かっても「自分のことだけ考えていたらいい」としきりに言うのですが、自分のことだけ考えてられない状況だから家族の行く末を子供が案じてるんだろー!しかも「希はしっかりしてるから心強い」とか言っちゃって子供が子供らしくないことを心配してるそぶりがない。出会ったばかりの元治のほうは心配して希に話しかけてるのにさ…。

最初はダメな夫も受け入れてしまう一家の屋台骨的存在として描かれるのかと思ったけど、全然しっかりしてそうなところがなくて、子供目線で見ても全然頼りになりそうにない。いつもニコニコしてるけど、本当にニコニコしてるだけなんですよね。桶作夫妻の元に転がり込めたのも、希が必死で頭下げたお陰だし、彼女自体は何もしてないんですよ。

精神治療が必要そうな父親と、ただニコニコしてるだけのお人形のような母親。夫婦が力を合わせて再起しようという意気込みが見えない。朝から絶望的な気持ちにしかならなくて、「純と愛」以来のブラックな朝ドラになりそうな予感しかしないです…。