仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

息子がアセクシャルのようです

今日は高専の閉寮日。というわけで次男を寮まで迎えに行ってたさっこさんですこんにちは。卒業する5年生(専攻科に進学する子を除く)は本日をもって退寮です。小学校の6年も長いけど、高専の5年も大概長いよね。次男は後4年在籍予定だけど、そんな先のことは想像できない。だってまだ幼児っぽさが残る四男も4年後には中学生になってるんですもん。中学生になった四男なんて想像できないわ…。

そんなわけで本日から実質春休みに突入した次男に、先日こんな質問をされました。

「友達と恋人の違いがわからんのやけど、どう違うん?」

一瞬言葉に詰まりましたが「キスできるかどうかじゃないの?」という無難な回答をしてみました。すると「キスなんて無理、人の顔が迫ってきたら吐き気がする」とまで言われてしまいました。そこまでなのか次男よ…。よくよく聞いてみると、友達として話をする女子はいるようなんですが、男女関わらず体を接触させること自体が嫌らしい。他人と一緒に暮らすなんて考えられないようです。アセクシャルの可能性が高いよな、これ…。「みんなと自分の感性がずれてることは自覚してる」と淡々と語る次男の横顔を眺めながら、内心ショックを受けてました。

アセクシャルであるかもしれない、ということがショックだったのではありません。これからずっと「他人と感性が違う」ことを抱えてこの子は生きていくのか、というショックです。そんな風に思いながら生きていくのがどれだけめんどくさく、しんどいことか。

実際、「女子に(付きあう対象としての)興味はない」と次男が友達に話したら、返ってきた言葉は「お前ホモなんか?」だったそうです。そうじゃない、ということを一々説明しなくてはならないめんどくささとしんどさは恋愛感情を自然に持てる人にはわからないでしょうね。説明してもわかってもらえない可能性が高いことも。「違う」と答えても「まだ好きな子がいないだけ」「拗らせてる」と言われるのがオチで、なかなかわかってもらえない。だからどうしても他人と距離を置いて付きあうしかなくなってくるんですよ。次男も友達がいないわけじゃないけどかなり距離を置いた付き合いをしているようで、親としては心配になってしまう。

そんな次男に「家族とは一緒に暮らしてるけどいいの?ひとりになりたくならないの?」と尋ねると「家族は別。一緒にいると安心する」と言われたのでちょっとホッとしてます。次男、それだよそれ!私が夫との結婚をすんなり決めたのも「出会ったときから家族」だったからです。初対面の人には男女問わず緊張するのに、夫だけは別だった。何故だかわからないけど「出会ったときから家族」としか表現しようがない。次男にもそういう出会いがあればいいのだけど、それが宝くじに当たるより難しいのもわかってます。

ああ、これが自分自身のことなら仕方ないことと受け止められるのに、我が子になるとそうもいかないものなんですね。親は我が子に降りかかる試練が少なければいいと願ってしまう。我が儘勝手な願いなのはわかってます。それも含めて次男の人生であるのだから。私にしてあげられるのは話を聞いて「他人がどう言おうと自分の気持ちに正直に生きたらいい」と言うことだけで。

唯一の救いは次男がこうして私に話してくれたことです。私には話せる相手がいなかった。少なくとも誰かに話して受け止めてもらえるだけで、ちょっとは気持ちが楽になる。折角話してくれたのだから、これからも次男が話したくなったときにはきちんと話を聞いて受け止めていこうと思います。そんな程度しかできない母親でごめんよ。本当にごめん。