仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

何度も言い聞かせると子供はわかってくれるという幻想

お昼に「ガリレオ」の再放送を夫が見てたので、なんとなく横でちょっとだけ見てたさっこさんですこんにちは。元夫を毒殺した妻の話をやってました。調べてみたら「聖女の救済」というタイトルみたいですね。あんまりこの手のドラマは興味ないので途中で見るのやめちゃったので結末は知らないんですが、妻が流産した直後に1年以内に妊娠しなかったら離婚、と言い渡す夫怖いわあとは思いました。夫の意思は妻には伝わったけど、妻はこっそり避妊していたようなので、夫の意思に従う気はさらさらなかったのですね。

さて、子育てにおいても「子供にこちらの言葉の意味は伝わってもそれに従ってもらえない」という場面はちょいちょいあります。特にやりたいことがないので言われたとおりに動く子もいるんですが、納得できないとテコでも動かない子、というのはいるものです。しかし納得できない理由をうまく説明できないが故に「反抗的な子」ですまされてしまう。場合によっては怒鳴られたり体罰を受けたり。しかし理由もわからずこんなことされても納得なんぞできるはずもないので何が何でも従おうとしない。

このとき親はどうしても「こうして欲しい」にこだわってしまうんですが、果たしてそれが子供にとって妥当性があると思われてるかどうかはあまり考えてません。言い聞かせてなんとかそのとおりにしてもらわないと!ということばかりに固執します。子供が何を思って拒否しているのか、そこを引き出さないとどうにもならないんですけどね。何度言い聞かせたって、子供の気持ちを知ろうとしないのであれば全く無駄な場合もあるのです。

もう一つ、子供がこちらの言葉の意味を理解してない場合もあります。言葉が出てくるようになると親はこちらの言うことを理解してると思いがちですが、どこまで意味を理解しているかは怪しいものです。本当に理解してるのかどうか、別の言い回しを使って確認する必要があるんじゃないかな。中学生になってすら、解説を加えてようやく「ああ、そういう意味だったのか!」と納得してもらえることがあるんですよ。まして幼児なんてまだ語彙も少ないし簡単に理解するわけがないのです。

なんにせよ、従わせることだけを主軸に置いてしまうのは、冒頭で紹介したソフトDV夫(と勝手に命名してみた)と大して変わらないんじゃないでしょうか。ダメなものはダメ!で通すのは命が危険に晒されたり人様に危害を加える行為程度にとどめておかないと、子供からすると「親は自分の気持ちなんてどうでもいいんだ」と思うようになるのでは。我が子を納得させようと努力しない親の蘊蓄なんて子供は受け入れてくれませんよ。大きくなってくるとね。