仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

悪口を言わない夫、悪口すら言えない私

絶賛中間考査期間中なのに帰宅するなり閃の軌跡をプレイする長男。テスト勉強はー?「帰ってくるなりゲームかよ」と言ったらにやっとされたよ、にやっと。もう俺知らんからなとそれ以上は何も言わないさっこさんですこんにちは。内定もらったからって余裕ぶっこいてるんじゃねぇよ、ったく。成績が著しく低下したら父ちゃんの雷が派手に落ちるぞ。お前は平気かもしれんが、母ちゃんと弟達が迷惑するんだよ…。

さて、そんな息子達に厳しい夫ですが、息子達に鬱陶しがられながらもそれなりに信頼されてるし、実際に息子達が相談を持ちかけることが多々あります。何故だろうと考えたことがあるんですが、そこで夫は誰の悪口も言わないことに思い当たりました。悪口と言えば少し前にTwitterでこんなツイートが話題になりました。


夫の場合はこのツイートとはちょっと違うんですよね。その場にいない人の悪口が話題になったとき、ちゃんと話を聞いた上で「○○はこういう良いところがあるんだけど、あなたの言う通りそういうところで損をしていると思う」という返し方をするのですよ。話題になった人を知らない場合もよーく話を聞いた上で「こういうつもりで言ってるんじゃないだろうか」と必ずフォローを入れるんですね。

確かに悪口を言いっぱなしなのってあまりよろしくない。しかし他人の話をさえぎるのもどうよって話ですよね。だからこそ夫はこういう対応を身につけたんでしょう。相手も話を聞いてもらえて満足できるし、悪口言われた人のフォローをすることで悪口だけで盛り上がることもなくなる。ソツのない大人な対応です。

夫はこのパターンで直接本人に苦言を呈しても、必ず「こういうところは見習いたい」「すごいと思う」などというフォローを入れるのを忘れない。息子達に対してもそうです。そのためには普段から相手の話をよく聞いたり言動を観察する必要があるわけで、つまるところ夫は真摯に向き合う姿勢を誰に対しても保ち続けてる、ということになります。だからこそすぐ相手の長所を持ち出してほめる、ということができるわけで。

それにひきかえ、私ときたらあんまり他人と深く関わるのが怖くて浅い付き合いしかしないものだから、悪口で盛り上がってもへらへらしながら聞くしかできない無能です。相手の長所を指摘するどころか、悪口についても初耳だったりすることがあったりで、どう返していいかわからないんですもん。夫みたいに会ったこともない人の話題から長所を見いだすという高等技術なんて当然持ち合わせてないです。人間関係において臨機応変に対応できる能力なんて欠片もありません。

毎度夫の言動を見てると思うんですが、人間としての格の違いみたいなのを見せつけられて少々どころかだいぶ凹むこともあります。そりゃあ息子達も私より夫を頼るはずだよ。私、夫のほうが子育てに向いてるとずっと思ってきたけど、こういう人の気持ちをきちんと受け止めて、なおかつ決して悪口言いっぱなしにしないところが結果的に子育てにも役立ってるんだろうなあと思うに至りました。無論、甥姪の面倒を見てきて子育てのノウハウを蓄積してるという実績もありますが、それだけじゃない。自然と子供の気持ちに沿えるその人間性が大事なんだと。

そんなこんなでやっぱり私は夫におんぶに抱っこでここまでやってこれたんだなあとあらためて思う今日この頃でございます。はあ、いい年こいて全然成長できてないな、自分…。