仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

毒親は子供だった自分の夢を見る

いい天気だった昨日とは打って変わって曇り空。台風の影響ですね…。家事のタイムスケジュールはお天道様にある程度左右されるので台風の進路に気を揉むさっこさんですこんにちは。今日は夜出かけなきゃならないのにどしゃ降りだったりすると憂鬱なことになりそう…。

さて、今日は毒親の話など。昨日こんな記事を読んだんですが。

過干渉:子どもの人生を支配 「毒親」本相次ぎ出版 - 毎日新聞

まあ毒親になる要素ってほとんどの人にあると思います。ない人を探すのは砂浜でたった一粒の星砂を探すようなものでしょう。親になったからと言って今まで培ってきたものをすべて捨て去って生まれ変わるわけではないので、無意識のうちに自分の価値観を押しつけてしまうのは仕方ないことです。

毒親と言っても私は多数のサンプルを見てきた訳じゃないので経験でしか語れませんが、実母の場合は幼い頃にかなり抑圧された環境で育っていて、常に逃げ出したいと思ってたようです。本人が語ってましたからね。つまり実母自体も毒親に育てられたわけです。それならば我が子に同じ思いをさせないようにするはずでは…となるのですが、この「我が子に同じ思いをさせたくない」というのが曲者なのです。

少し前にこんなまとめ記事を読んだんですが。まあこれも毒親だけど親代わりがいたために毒親にならずに済んだってところでしょうか。

夫婦共働きで娘を実家に丸投げした結果 : 気団談

このまとめに登場する母親はこんなことを書いてます。

でもほんと言いたいんだけど、私自身が金銭的な理由で色々諦めてきたので
子供が学齢になる頃にはしっかりお金貯めておきたかったのよ
旦那も似た考えで、夫婦してそれしか思っていなかった。

夫婦共働きで娘を実家に丸投げした結果 : 気団談

つまり「我が子に同じ思いをさせたくない」がためにお金を貯めてきたわけですね。しかしそれは本当に我が子のため…?いや、単に子供だった自分が諦めてきたことを我が子にやらせたかっただけではないのか。彼女は我が子のことなんて全然見てなくて、自分の中にいる子供だった自分を満足させるために頑張っていただけなのです。彼女が愛してる子供は我が子ではなく子供だった自分、ということです。

実母にもその傾向は強く見て取れました。自分がどうしたかったかを子供に押しつける。それが本当に我が子のためだと思ってるからタチが悪いのです。いくら訴えても彼女が見てるのは子供時代の自分でしかないので、私の声が届くことはありませんでした。まあ仕方ないんでしょう。彼女は心の問題を解決するための助けになる人に恵まれなかった、代わりに我が子をスケープゴートにした、それだけのことです。

また自分と同じ道を歩ませたいと強制する親もいます。子供が失敗することを恐れてのことでしょうけど。自分で考える力を子供から奪うことになりかねないんですが、そこら辺はあまり考慮に入れてないんでしょうね。これも我が子に子供だった自分を重ねている例でしょう。親と子では生きてる時代が違うから、自分の生き方が未来でも通用するかどうかなんてわかりやしないんですけどね。バブル景気崩壊を例に出すまでもなく、長いこと生きてるなら嫌というほどわかってると思うんだけど。

まあ子供につらい思いをさせたくないというのはわかるし、自分の経験しか手持ちの札がないのもわかります。でも子供の持ち札は自分と一緒ではないし恐らく自分がこの世からいなくなってもまだ生き続けるのです。楽しくてもつらくても、子供の人生は子供のものであって子供だった自分のものじゃない。そう自分に言い聞かせてます。