仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

恋ができないということ

今日は半袖だと肌寒いなあと思ったら最高気温が25度の予想。曇ってるので体感温度はもうちょっと低めな感じです。少し前まで暑くてゆだってたのが嘘のようです。夜になるとあちこちで秋祭りの練習による太鼓の音が聞こえてきて、すっかり秋になったなあと実感するさっこさんですこんにちは。

さて、先日書いた「恋愛できる人間になりたかった」というエントリーについてid:hiza10jiさんに言及していただきました。ありがとうございます。

「知ろうとしなきゃいけない」のは変じゃないかなあ、と - ブログで旅することを目指すブログ

これを読んで、夫と出会ってから結婚するまでの間、自分がどんな風に夫と接していたか思い出してみました。すると「ああ、これはあかんやつや」みたいなことばかり思い出されてくるんですよね。

自分から連絡を取ったことがない

用件があるときは自分から連絡を取ってましたけど、特に何もないときは夫に連絡を取ることは全くありませんでした。連絡があるのはいつも夫から。連絡がなくても全然気にしませんでした。連絡のない間、何をしてるかを尋ねることもありませでした。

あまり会話しない

会ってもこちらから取り立てて話題を提供するわけじゃなし、いつも夫が話をリードしてました。特に会話したいとも思わなかったんですよね…。一緒にいるんだからそれだけでいいや、みたいな。

要望を伝えたことがない

挙式の準備などでこうしたらいいのでは、という要望を伝えるのは勿論していましたが、それ以外…たとえばデートのときにこういうところへ行きたいとか、こんなものを食べたいとか、そういうのをほとんど言った記憶がありません。主体性がないと思われても仕方ないところですが、私からすると行き先も何を食べるかも本当にどうでもいいことで、夫の好きにしてくれたら良かったんですよね。


…なんかこうやって書きだしてみると嫌われてる…とまではいかなくても「ひょっとして俺のことなんてどうでもいいんじゃ」と思われても仕方ない感じなんですよね。のれんに腕押しっていうか。当時は全く意識してなかったんですけど、考えてみるとよくこんな面白みのない女と結婚する気になったものだと感心するぐらいです。

で、この世で一番尊敬し、信頼してる夫にすらこんな態度なんだから、そりゃあ恋なんてできないのは当たり前だと悟りました。執着心がなさすぎるから、仮に付き合ったところで脈がないと思われてあちらから離れてしまいそうな。そして自分にとって居心地の良い関係というのは、家族のような関係なんだと思い至りました。でも恋愛だと最初からこんな関係、あり得ないですよね…。

こんな私でも一度だけ付き合って欲しいと言われたことがありました。お相手はとある集まりでいつも顔を合わせている仲間で、大人しい方ですが誠実で好ましい人だと思ってました。だから二つ返事で承諾して二人きりで会ってみたのですが…。

これが本当にダメでした。相手が「女性としての私」「彼女としての私」を求めているのが伝わってきて、一気に怖くなってしまいました。女性として大切にしようと思ってもらえる喜びなんて微塵もありませんでした。「もう以前のように顔を合わせられない」と思った私は逃げ出しました。要するに集まりからも抜けてしまって連絡が入ってきても完全に無視しちゃったんです。今思えば最低の行為ですが、当時の私は逃げ出すことしか考えられなかった。自分の気持ちを上手く伝える自信もなかったし。

その一度きりで懲りてしまって、それ以来男性と二人きりで会うのは余程の事情がない限り避け続けてきました。自分から出会いの芽を摘み続けてきたんですよね。まあそんなこんなで恋心を抱くことなんて全くなかったわけです。

でも夫だけが自分が女性だということを、相手にとって特別な人間なんだというのを一緒にいて意識させない唯一の男性だったんですよね。夫がそれまでどんな出会いを経験してきたのか知りませんが、ひょっとしたら付き合ってる相手に「特別」を感じさせなかったのが30半ばになっても結婚できなかった理由なのかな…なんて思ったりします。まあ私の想像にすぎないし夫が私に合わせてくれているだけなのかもしれませんが。何しろ誰とでも仲良くなれるコツを身につけてるとしか思えないぐらい、交友範囲が広い人ですからね。人付き合いが苦手な私とはタイプが違いすぎる。

ともあれ、出会った頃から現在まで、私の態度は一貫して変わってません。私にとって夫との出会いはある日突然自分に家族ができた、そんな感じなのです。