仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

先生の死

学校から帰ってくると「俺に糖分を!糖分をくれ!」とわめく長男。要するに甘いお菓子をくれということです。糖分ばっかり取りすぎたら体おかしくなるぞ…と思うんですけどね。あんまりにもうるさいので「砂糖でも食べとけ」と言ったら「それでは芸がない」と真顔で言われました。なんとなくイラッとしたのでご飯に砂糖まぶしてやろうかなと思ったさっこさんですこんにちは。そう言えば子供の頃、ご飯に砂糖まぶして食べることあったな…今は絶対無理だけど。

さて、ご飯に砂糖まぶしても平気で食べてた、私が小2のときの話です。当時小6の担任だった先生が病気で亡くなりました。1学年7学級もある学校でしたから、小2の私が小6の担任だった先生と直接触れ合う機会は全くありませんでした。そりゃあ全校朝礼のときに顔ぐらい見たことはありましたが。亡くなったことは当時の担任から聞かされたのですが、報告しながら担任が泣き崩れ、それを見ていたらなんだかこちらまで悲しくなってしまいました。三学期になると玄関近くの壁に各学級ごとの6年生の写真と担任の写真が張り出されるのですが、亡くなった先生の写真だけが白黒で、何かもの悲しい気持ちになったのをよく覚えてます。

時は流れ、次男が小5、三男が小3だった夏休み前。以前次男の担任をしてくださった先生が突然亡くなりました。その数日前に子供達と学校のプールへ向かう姿を見て挨拶をしたところだったのに…。亡くなった先生の奥さんは四男が通う幼稚園の先生だったので、私は幼稚園の保護者代表として葬儀に参列しました。後から幼稚園を通じて知ったのですが、自殺だったそうです。あまりにも突然の死だったのもあって、葬儀に参列したにもかかわらず、死を実感するまで数日はかかりました。

次男からはしつこいぐらい「先生どうして死んだんやろ」と尋ねられたんですが、本当のことは言えませんでした。次男は本当に先生のことを慕っていて「あんなにいい先生はいない」と言ってたのでよほど気になったんでしょうけど。今でも思い出したように「そう言えばあの先生、なんで亡くなったんやろ。小学校の担任で一番いい先生やったのに」と言うぐらいです。でもやはり言えない私。

こういうとき、どこまで話したらいいのかと思ってしまいます。遺族でもないですから、突っ込んで尋ねられても答えられないし。次男にさりげなく学校でどう知らされたのか尋ねてみたら「亡くなられました、としか言われなかった」と返ってきました。そりゃそうとしか話せないよなあ…。

亡くなった先生が担任していた学年は昨年度定年退職していた前担任が急遽受け持つことになり、何も変わることなく日々は過ぎていきました。ちらっとその学年にお子さんがいらっしゃる親御さんと話をしたんですが、特に心のケアらしきものはなかったらしい。こういうとき、学校としてはどう対処したらいいんでしょうね。お話しした親御さんは不満そうにしてましたが。

あれから5回目の夏がめぐってきました。先生の奥さんはその後別の幼稚園へ転任となり、当時小学校におられた先生は2名だけになってしまいました。そして来年度いっぱいで小学校も閉校になり、4校が合併して新たな小学校としてスタートします。そのうち小学校の校舎も取り壊されるかもしれません。当時を偲ぶものが次々と消えつつある今になって、亡くなった当時より悲しさが湧き起こってくるさっこさんでした。