仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

妻の看病をする夫は優しいのか?

「春休みの宿題できた!」という四男のワークをチェックすると、2ページだけ完全に解くのを忘れていまして、相変わらず抜けてる子だなあと思ったさっこさんですこんにちは。しかもかなり間違えてるぞお前。お直しができるまで許しませんでぇ!

そんな子供の宿題をチェックするのは親としての業務でございます。きちんとチェックしてやり終えさせないと、やり残したぶんや間違ったぶんは当然学校でしなくてはならず、休み時間が削られてしまうのです。まあそうなると学校がつまんなくなりますよね。皆が遊んでるのに遊べなくなるから。子供が楽しい学校生活を送るためにも、宿題をきちんと終わらせるように指導するのは大事なのです。

子供の場合はまだできないことが多いので親が気を配らなくてはなりませんが、夫婦となると少し事情が異なってきます。自分のことは自分でできる大人ですからね。できない部分をおぎないあうことで家庭が上手く回るようにする、という方向性になります。

私は専業主婦ですから、基本的に家事全般と育児、ご近所付き合いや冠婚葬祭に関しては私の担当です。金にならないけれども必要な仕事を引き受けるのが私の役割。夫は家業の切り盛りと私だけでは手に余る家庭のメンテナンス(庭の剪定や竹林の手入れなど)がメインになります。完全なる分業制ですね。我が家はこれで上手く回ってます。

しかし、人間ですから私も病気になることはあります。あれは四男出産後しばらくしての話。核家族だし義母は高齢、自分の両親は遠方に住んでる上にあまり母親とよろしい関係ではなく妊娠したことすら伝えてなかったので、退院してすぐに通常通り動き回っておりました。平日の日中は夫は仕事ですからね。自分が動かないと家庭は回りません。

最初のうちは順調だったのですが、40歳と高齢出産だったのが祟ったのか、それとも動き回りすぎたのがいけなかったのか。突然高熱を出して動けなくなってしまいました。当時幼稚園児だった三男を迎えに行く直前になって「なんかふらふらするなあ…」と思ったら急激に気分が悪くなり、熱を測ると40度近くあるじゃないですか。しかしもうお迎えの時間が迫ってるので私が迎えに行くしかない。四男を車に乗せてどうにかこうにか迎えに行き、「幼稚園でまだ遊びたい」と駄々をこねる三男をなんとか説得して連れ帰って二人を部屋に放り込んだところでどうにも動けなくなり、夫にSOSの電話をかけた後完全にダウンしてしまいました。

夫は仕事を早めに引き上げて帰ってくると上の子達に号令をかけて部屋を片付けさせ、その間に食事を作ったりお風呂の準備をしたりとてきぱき動き回り、寝てる私に「何が食べたいか」と聞いた上で卵粥を作って持ってきてくれました。

最初は「何も食べたくない」と伝えたんですが、そう言うと随分叱られました。「ちゃんと食べて早く治ってくれないと家族皆が迷惑する」と。夫は自営業ですから、仕事を休めばその分収入に影響が出てしまいます。私が長いこと寝込むと死活問題になるのです。夫婦共自宅で仕事をしている義兄宅に頼めば預かってくれるでしょうけど、まだ低月齢の乳児だと外出もままならなくなるので多大な迷惑をかけてしまいます。

というわけで自分のワガママを反省して大人しく食べることにしたわけです。つまり夫は優しいから看病してくれるのではなく「自分の役割はきちんとこなしてくれないと困る」というごく実務的な理由で私を看病してくれてるわけです。熱が出ても普通に家事をこなせ、という夫よりは優しいんでしょうけど、そうなってくるとDVの領域なので問題外ですな…。離婚事案になってしまう。

そんなこんなで「私が寝込むと夫は看病してくれる」と言うと「優しい旦那さんでいいですね」と言われるのですが、決してそんなことはないです。きちんとノルマを果たすためにちゃんと体を治せ、という叱咤なのでございます。まあ夫が自分のやるべきことをきちんとこなすから、私も「早く体治してノルマこなさなきゃ」と思うんですけどね。