仕事は母ちゃん

どーってことない脳内と日常の垂れ流しです

戦争体験談を子供に聞かせる必要はあるのか

朝ドラを見る習慣がついてるので今も「ごちそうさん」を見てるんですが、今週やってるのが戦時中の話で。ちょっと見るのがきついなあと思ってるさっこさんですこんにちは。

私が生まれたのは1965年(昭和40年)。まだ小学生ぐらいの頃は街中で傷痍軍人が物乞いをやってる姿を見かけることはありましたが、実際に目に触れる戦争というのはその程度のものでした。ただ、話を聞く機会はいくらでもありました。まだ戦前生まれの教師がいましたからね。学校で時々戦時中の話を聞かされました。両親は戦中生まれなので戦時中は幼すぎてほとんど当時のことは覚えてないわけで、学校で聞く戦争の話が私の中で戦時中のイメージとして定着していきました。

そうやってすごしていくうちに、私の中で後ろめたさのようなものが育っていきました。親のお金で生活に不自由しない程度のものは手に入り、勉強もできる環境。努力せず得られたこの環境を自分は有効に活用できてない。それが後ろめたい。そんなことを考える小学生でした。

その後ろめたさは今でもあります。生活するには厳しい時代だと言っても、命が取られるわけじゃなし、なんてありがたい時代なんだろうと思ったりするわけで。過去は過去、今は今。わかっちゃいるんですけどね。どうしても過去と比較してしまう。戦争を知らない世代なのに、戦争の影に囚われてるのかもしれません。恐らく死ぬまでその影を引きずることになるんでしょう。吹っ切るにはあまりにも重い話を聞かされすぎて。

そんなこんなで、子供に戦争の体験談を聞かせる…というのは本当に戦争の悲惨さを伝えるために必要なのかなあと思ったりします。子供本人が聞きたがった場合は別として、無理に聞かせなくてもいいんじゃないかなと。歴史を学ばせることと個人の体験談を聞かせることは意味合いがずいぶん変わってくると思うし。

たとえとして引き合いに出すのはちょっとアレかもしれませんが。三男の友達に年の離れた兄の持ってるエロDVDを小学生の頃から見ている子がいて。三男が小6のときにその友達の家に遊びに行ったら「一緒に見よう」と言われ、見たくないからと拒否したけど無理矢理見せられたことがありました。三男は「気持ち悪くて吐いてしまった」と私に報告しました。なんかそれと戦争体験談を聞かせるのって似てるような気が…と思ったり。

まだ小学生ぐらいだと心の成長具合も個人差が激しいし、戦争体験談を一律に聞かせるのは難しいんじゃないかなあ…。少なくとも聞かせっぱなしにするのはまずいんじゃないかなと考えてます。